【医療法人紀陽会】田仲北野田病院
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最近、高脂血症、高血圧、糖尿病の患者さんが増えています。
その原因を研究したところ、これらの病気には現代人が陥りやすい不適切な食生活をはじめ、運動不足、喫煙、過度の飲酒、ストレスといった生活習慣の“ゆがみ”が深く関係していることがわかりました。そこで、これらの病気を「生活習慣病」と呼ぶようになりました。


 

現在、様々な病気が生活習慣病と呼ばれていますが、代表的なのはやはり高脂血症高血圧糖尿病で、共通の特徴をもちます。

特徴その1 これらの病気が「痛い」とか「苦しい」といった自覚症状をほとんど伴わないことです。このため、自分では気づかないうちに病気が進んでしまうことがあります。
特徴その2 これらがいずれも動脈硬化に関連する病気であることです。動脈硬化が進むと心筋梗塞や脳梗塞などの生命に関わる重い病気へと発展します。
特徴その3 これらの病気の治療では、薬を飲むことと同じくらいか、それ以上に生活習慣のゆがみを直すことが大切であり、また効果的です。
「生活習慣の改善」のためには、あなた自身が主役となって取り組むことが重要です。


 

治療の目標値には個人差があります。
以下にお示しする正常値や治療の目標は参考値です。正常かどうかの判定や目標値の設定は、自分で判断せず、必ず医師の指導を受けましょう。

体重 健康のために標準体重を維持しましょう。
肥満度(BMI;Body Mass Index)より肥満かどうかを知っておきましょう。

ウエスト/ヒップ比で肥満のタイプを把握しておきましょう。

男性では1.0以上、女性では0.9以上が上半身肥満。

上半身肥満は脂肪が内臓に溜まる傾向があり、皮下脂肪が増える下半身肥満よりも高血圧や高脂血症、糖尿病にかかりやすく、心臓病につながることが多くなります。
血圧 血圧が高い状態が続くと血管や心臓に過度の負担を与えます。
コレステロール
 ・トリグリセライド
  (中性脂肪)
総コレステロール・LDLコレステロール(悪玉コレステロール)
治療が必要と考えれられる値(高脂血症の診断基準)
コレステロールは私たちにとって不可欠なものですが、多すぎれば動脈硬化を起こしやすく、恐ろしい心臓の病気や脳卒中をもたらします。
LDLコレステロール(悪玉コレステロール)が高いと血管の壁の中にコレステロールがたまり、動脈硬化へと進行する可能性が高くなります。
最近では、コレステロールの質の変化(酸化など)が動脈硬化の引き金となることもわかってきました。

下記のような危険因子を持つ方や、これまでに狭心症や心筋梗塞にかかったことがある方は、よりきびしく治療をすることが勧められています。

血糖・
  ヘモグロビンA1C
血糖
糖尿病を見つけるため、また治療の効果を見るためには、血糖検査が必要です。より詳しい診断のために糖負荷試験が行われます。
HbA1C(ヘモグロビンA1C

血糖コントロールの状態を調べるため、HbA1Cの測定が行われます。